BUSINESS 事業・技術紹介 地盤補強/工法紹介

DGコラム工法

本工法は、最大8枚の撹拌翼・2枚の掘削翼・上下に連結した共回り防止翼を持つ掘削撹拌翼を採用しています。また、混合撹拌の補助的役割を併せ持つノズルから、従来より高い圧力をかけスラリーを噴射しコラム全体に拡散することで、全体的に強度のバラツキが少ない高品質なコラムの築造を可能にした工法です。

特徴

一般財団法人 日本建築総合試験所
建築技術性能証明(認定番号 第20-22号)

■多様な改良径に対応
コラム外径は300 ㎜〜1,600 ㎜(100 ㎜ピッチ)と豊富なラインナップより選択でき、さまざまな建築物・工作物等の⽤途に合わせて経済的な設計が可能です。
■高品質な改良体を築造
従来工法より高い圧力でスラリーを吐出することより、スラリーをコラム全域に拡散させ、上下方向で連結した共回り防止翼による共回り防止の改善と併せて、均一な強度の高品質コラムを築造します。
■発生残土が少ない
原地盤とスラリーを攪拌混合する工法のため、場所打ち杭と比較し、発生する残土が少なくなります。区間後施工型では、下部区間を先に施工することで、上部への盛り上がり土を減少させ、発生残土を抑制しながら施工することが可能です。
■多様な地盤に適用可能
砂質土、粘性土、ロームなど多様な土質に適用できます。それぞれの層に合わせ、スラリーの添加量を調整することが可能です。

施工手順

施工手順は標準施工型(1サイクル)、または上部区間後施工型の2種類があります。

標準施工型の施工サイクル

コラム頭部から掘進注入攪拌を開始し、コラム先端深度にて掘進注入攪拌を完了します。コラム先端深度にて一定時間保持後、掘削攪拌翼高さ分(掘削攪拌翼先端から最上段攪拌翼までの高さとする)先端処理を行い、その後引上攪拌を行います。

上部区間後施工型の施工サイクル

コラム全体を複数の区間に分け、最下部の区間から掘進撹拌注入を開始してコラムを築造し、その後上部区間を築造する方法です。改良長が長く掘削翼の引上げが困難になりやすい地盤等で選定します。
上部区間を後から施工することにより、上部への盛り上がり土を減少させ、残土の発生量を抑制する効果も得られます。

DGコラム工法の適用範囲

改良形式 杭形式、ブロック形式、
壁形式等の形式
撹拌軸数 単軸
撹拌翼
枚数
6~8枚(掘削翼 2枚は除く)
施工
サイクル
標準施工型(1サイクル)、
上部区間後施工型
羽根切
階数
砂質土:400回/m以上
粘性土:500回/m以上
ローム:600回/m以上
施工速度 掘進速度2.0m/min以下、引上速度2.5m/min以下
適用地盤 砂質土、粘性土、ローム
使用
ノズル
Φ10~16mm 1個または2個
適用性 小規模建築物等※ 建築物・工作物・擁壁などの構築物
(小規模建築物※を超えるもの)
最大
改良長
10.0mかつコラム径の30倍 19.0mかつコラム径の30倍
コラム径 Φ300mm~Φ800mm Φ300mm~Φ1,600mm
設計基準
強度
砂質土:1,200kN/㎡
粘性土:1,000kN/㎡
ローム:800kN/㎡
砂質土、粘性土:400~2,500kN/㎡
ローム:400~1,700kN/㎡
固化材
添加量
砂質土:300kg/㎥以上
粘性土:350kg/㎥以上
ローム:350kg/㎥以上
250kg/㎥以上を基準とし、
配合試験の結果に基づいて設定する
水固化
材比
W/C=80%を標準とし、
60~100%の範囲で設定する
W/C=80%を標準とし、配合試験結果より
60~120%の範囲で設定する
品質管理 モールドコア法、ボーリングコア法 ボーリングコア法

※小規模建築物等とは、小規模建築物、高さ3.5m 以下の擁壁、および高さ13m 以下の看板などの工作物とする。ここで、小規模建築物とは、下記の①~④のすべての条件を満たす建築物をいう。

  • ① 地上3 階以下
  • ② 建築物の高さ13m 以下
  • ③ 軒の高さ9m 以下
  • ④ 延べ面積500 ㎡以下