BUSINESS 事業・技術紹介 地盤補強/工法紹介

DGハイブリッド工法

「DGハイブリッド工法」は、スラリー系機械攪拌式深層混合処理工法(DGコラム工法)により建造された「ソイルセメントコラム」に、「縞鋼板製鋼管(芯材)」を埋設したものを地盤補強体(合成コラム)として利用する地盤補強工法です。
DGハイブリッド工法は高い支持力性能により、深層混合処理工法の2倍以上の支持力を発揮することが可能です。

施工手順

合成コラムの築造

コラム芯をセット後、スラリーを注入しながらコラム先端深度まで掘進注入攪拌を行い、さらにその後引上げ攪拌を行います。コラム築造後、芯材の埋設位置と鉛直性を確認して、既定の高さまで芯材を埋設します。より強固な合成コラムが築造されます。

合成コラム出来形確認

芯材埋設の例

DGハイブリッド工法の支持力

トップクラスの支持力係数(先端α155、周面β16)により高支持力を発揮します。

地盤の極限支持力

(スクリューウェイト貫入試験結果より算定)

  • 地盤の極限支持力(kN)
  • 合成コラムの先端支持力係数で155
  • 合成コラムの先端付近のN'の平均値
  • 合成コラムの先端断面積(㎡)AS=(π・D²)/4
  • コラム怪(m)
  • 合成コラムの周面摩擦に対する支持力係数で16
  • コラム周長(m)Φ=π・D
  • 合成コラム周面のN'の平均値
  • 合成コラム長(m)
    芯材長ではなく、コラム全長で摩擦を考慮できます。

※合成コラムの圧縮耐力から支持力が決まる場合もあります。

およびの適用範囲

下限値 上限値
砂質土 1.3 15.0
粘性土(ローム含む) 7.5
6 7.0

合成コラムの長期許容支持力の例

設計基準強度:1,000kN/m²(粘性土地盤)芯材:Φ114.3mm 厚さ2.3mm

コラム N値 周面(平均)

(mm)
長さ
(m)
先端
(平均)
1.6 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0
400 2.0 1.5 31.2 36.5 50.0 63.4 76.8 90.2 103.6
3.0 40.9 46.3 59.7 73.1 86.5 99.9 113.3
5.0 53.9 59.3 72.7 86.1 99.5 112.9 126.3
3.0 1.5 41.9 50.0 70.1 90.2 110.3 130.4 150.5
3.0 51.6 59.7 79.8 99.9 120.0 140.1 152.8
5.0 64.6 72.7 92.8 112.9 133.0 152.8
4.0 1.5 52.6 63.4 90.2 117.0 143.8 152.8
3.0 62.4 73.1 99.9 126.7 152.8
5.0 75.4 86.1 112.9 139.7 152.8
500 2.0 1.5 42.0 48.7 65.5 82.2 99.0 115.7 132.5
3.0 57.2 63.9 80.7 97.5 114.2 131.0 147.7
5.0 77.5 84.2 101.0 117.7 134.5 151.3 168.0
3.0 1.5 55.4 65.5 90.6 115.7 140.9 166.0 170.1
3.0 70.6 80.7 105.8 131.0 156.1 170.1
5.0 90.9 101.0 126.1 151.3 170.1
4.0 1.5 68.8 82.2 115.7 149.3 170.1
3.0 84.1 97.5 131.0 164.5 170.1
5.0 104.3 117.7 151.3 170.1

芯材:Φ114.3mm 厚さ2.3mm使用時の合成コラムの圧縮耐力から決まる長期許容支持力

DGハイブリッド工法の仕様

コラムの仕様

コラム径 300mm∼800mm
合成コラム長 0.9m∼8.0m
かつコラム径の20倍
固化材添加量 砂質土:300kg/m³以上
粘性土:350kg/m³以上
ローム:350kg/m³以上
設計基準強度 砂質土:1,200kN/m²
粘性土:1,000kN/m²
ローム:800kN/m²

芯材の仕様

コラム径D
(mm)
芯材径d(mm)
48.6 60.5 76.3 89.1 101.6 114.3 139.8 165.2
300
400
500
600
700
800

縞鋼板製鋼管を使用します
1本あたりの長さ:6m以下
合成コラム1本あたりのジョイント数は2箇所以下
改良径と芯材の組み合わせ

適用範囲

1 適用構造物

⑴下記のすべてを満たす建築物

  • ①地上3階以下
  • ②高さ13m以下
  • ③延べ面積1,500m²以下(平屋に限り3,000m²以下)

⑵高さ3.5m以下の擁壁、および高さ13m以下の広告塔などの工作物

2 適用地盤

砂質土地盤、粘性土地盤、ローム地盤