FP工法擁壁

フーチングレス・パネル工法擁壁(技術審査証明書取得)

底版を持たない自立式擁壁工法。施工現場を選ばず、しかも経済的。設計者や技術者から画期的な新技術として多くの注目を集めている、これがFP(フーチングレス・パネル)工法です。

特長


施工手順


構造概要図


適用範囲

適用土質 砂質地盤(砂質土、礫質土)
粘土質地盤(粘性土、火山灰質粘性土)
壁高 1.0m~3.0m
(見え高が1m未満の場合、1.0mの標準品を用いて
根入れの深さを調節してください)
パネル幅 最大:標準1998mm
最小:水抜き孔あり1300mm
  水抜き孔なし840mm

※液状化地盤には適用しておりません。
(液状化の判定に用いる地面表における設計用水平加速度は150gal~200galとします)

  H(mm) 幅(mm) 参考重量(kg)
天端用パネル 1000 1998 637
標準用パネル 1000 770
750 578
500 385

フーチングレス・パネル工法擁壁 技術審査証明書


  • 開発の趣旨
  • 擁壁工事においては、底版部分の設置に伴い土が排出されること、杭工事においては、掘削に伴う地盤の乱れが杭の水平抵抗特性に影響を及ぼすことなどの課題がある。これらの課題の解決のため、本工法は、擁壁の底版を無くすことによる擁壁工事における排出量の低減、地盤改良体の効果による掘削に伴う地盤の乱れの影響を補うことが期待できるなどの特長を有するものとして開発された。