

2025/2/20
働くことを考える
「リフレッシュ研修」レポート
入社2年目から4年目(新卒・中途)の社員を対象に、2日間にわたってリフレッシュ研修が実施されました。会場となったのは、奈良県にある大和ハウスグループの研修センター「みらい価値共創センター コトクリエ」。全国の支店・支社で働く同世代17名が一堂に会し、グループワークや意見交換を行いながら、会社や仕事、自分の人生について考えました。2日目の研修の様子を紹介します。
タイムスケジュール



朝礼・入社してからの振り返り
モチベーショングラフの作成を通して
自己と向き合う

朝礼後、ウォーミングアップとして「社会的信頼」をテーマにしたグループワークが行われました。
3つのグループに分かれて、「社会的信頼を得るには?」「社会的信頼が崩壊するのはどのような時?」を話し合います。
時間を守る、自らあいさつをする、感謝する、誠実な対応をする……。
企業人に欠かせない基礎的なスキルと、その重要性を再確認する時間となりました。

入社してからの振り返り
休憩をはさんで、1つ目のカリキュラムは「入社してからの振り返り」。ファシリテーターから、認知や人の性格の多面性についての講義が行われた後、参加者はモチベーショングラフの作成に取り組みました。スケジュール帳やスマートフォンに残る写真を見返しながら、入社から現在までの自分の心の動きをグラフに落とし込みます。
作成後はグループ内で各自のグラフについて解説。「入社前は不安だったが、同僚と打ち解けられて安心した」「仕事のトラブルがあって落ち込んだ」「仕事を任されるようになって楽しくなった」「プライベートが充実してきた」など、人によって出来事や感情はさまざまです。参加者からは、「異動が決まる、など同じ出来事であっても、“楽しみ”と感じる人もいれば“新しい環境に移りたくない”と思う人もいた。その違いが面白かった」といった声も聞こえてきました。



キャリアデザイン
自分にとっての理想の働き方とは?

2つ目のカリキュラムは
「キャリアデザイン」です。
長時間労働が深刻な問題とされ、ワークライフバランスの重要性が叫ばれて久しい昨今。
社会構造の変化や会社の安全配慮義務についての解説、大和ランテックの取り組み紹介がされた後、参加者は個人ワークに取り組みました。
与えられたテーマは、①どのような働き方が理想ですか?、②理想の実現に向けて自分は何がしたいですか?、③会社に何を期待しますか?
の3点。
キャリアや生き方そのものを問うテーマに、時間をかけて丁寧に向き合いました。続いてグループ内で意見交換。各人の声がホワイトボードにまとめられていきます。
「自分の成長を実感できる働き方がしたい。そのために、仕事でも私生活でも自分のためになることを身に付ける時間を確保したい」
「私生活に重きを置いているので、効率的な仕事の進め方を意識している」「時間や場所にとらわれない働き方のために、テレワークを増やしたい」など、
多様な意見が出そろいました。
昼休憩の後、グループごとに発表を行いました。意見交換や発表を通して、参加者からは「普段は仕事が忙しく、キャリアを考えたり“なぜ自分はそう思うのか”を突き詰めたりする機会が少ない。難しいが必要な時間だと思った」「仕事が行き詰まってしまった場合も、考える習慣があれば突破口になるのではないか」など、気付きや学びにつながった様子がうかがえました。
当社の魅力・強み
入社ギャップから見える
大和ランテックの魅力

研修もいよいよ大詰めで、3つ目のカリキュラム「当社の魅力・強み」がスタート。
採用選考から現在までを振り返ることで解消すべきギャップを洗い出すとともに、大和ランテックの魅力・強みを改めて確認します。

参加者は各自で①会社選びの軸、②会社選定理由、③入社後のギャップ、④リファラル採用(紹介採用)で当社を推薦したいと思うか、⑤当社の魅力は?といった問いに向き合いました。その後グループ内で意見交換し、続けてグループごとに発表が行われました。
①会社選びの軸で挙がったのは、「衣・食・住のどれかに関われる」「建設業であること」「企業の知名度・ブランド」「福利厚生の充実度」など。
③入社後のギャップでは特に多様な意見が挙がり、「優しく指導してくれる人が多い」「30代の中堅社員が少ない」「電気工事、基礎、大工工事など、幅広い業務に携われる」「営業職で入社したが、現在は現場監督をしている」「人財育成の制度が整っている」といった声が聞かれました。
⑤当社の魅力については、「成長中の企業であること」「事業の専門性の高さ・幅広さ」「大和ハウスグループであること」「同僚との関係性」など、事業そのものや企業文化、職場環境など幅広い視点からの意見が述べられました。
休憩時間中は、参加者同士で雑談をしたり日々の業務について情報交換をしたりと、打ち解けた様子が見られました。
「同世代と交流する機会が少ない」という声がありましたが、この研修が支店・支社を超えた横のつながりを強固なものにする機会になったようです。

全てのカリキュラムを終え、クロージングに移ります。達成感と少しの疲労を浮かべる参加者の表情は、研修が充実したものになったことを物語っていました。日々の業務に戻った後も同世代として連携を図り続けること、そして近い日の再会を約束して、それぞれの帰路に着きました。
写真ギャラリー




参加者たちの声
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- 入社2年目
- グループワークの際は率先して書記を務めるなど、積極性をもって取り組むことができました。
私は現場で施工を担当しているので、会社の売り上げや受注している仕事の状況を深く知る機会がなかったのですが、講義や他部署の人との交流を通して実情を知れて良かったです。
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- 入社3年目
- モチベーショングラフの作成を通して、自分をコントロールするためには気持ちの上下を可視化することが効果的であると気付けたのは、大きな収穫になったと感じます。研修全体においては、その場の雰囲気を盛り上げたり他の人に配慮した立ち回りをしたり、自分でも力を入れて取り組めました。もっと自分を高めていけると感じた研修になりました。
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- 入社4年目
- 同世代との研修はほぼ初めて。グループワークも新鮮で、研修を経て発言力が向上したと感じます。普段は設計として内勤業務ばかりなので、現場に出ている人から施主様や他の工事関係者とのやりとりなど、さまざまな話を聞けたのも良かったです。現場を支える社員の人にリスペクトを持って、明日からの仕事に向き合いたいと思います。

Facilitator
採用研修担当
大和ランテック株式会社
本社 管理本部 総務グループ主任

参加された皆さんが、長い職業人生の中で何かの折に今回学んだことを思い出すような、そんな研修になっているとうれしいです。今回の研修では、どのような気持ちで日常業務に向き合っているのか、当社の強みや採用に関する意見を興味深く聞かせてもらいました。若い世代の声を改めて聞くことで、採用側が立てた仮説の答え合わせができたり、会社の意外な魅力を発見できたり、大変身になる時間でした。
今後も、社員一人ひとりが、自身の個性や強みを活かしながら、各々のポジションで活躍していただきたいです。
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